園の歴史

「家なき幼稚園」とは、大阪毎日新聞社の事業部長であった文化人「橋詰良一（1871-1934）」によって設立された幼稚園です。

屋外保育の理念に基づく外国の幼稚園「ハウスレス・キンダー・ガーデン」を手本に大正10年に「家なき幼稚園」の計画が構想され、「家という建物の枠から開放して、自然の中で育てるのが何よりの幸福である」という計画のもと、園舎を持たず川沿いの自然に恵まれた「家なき幼稚園」が誕生しました。

自然幼稚園は、その精神の一部を現在も受け継ぎ、子どもが自発的に自由に遊ぶ中で「自己充実」を目指し、そういった環境から得られる主体的な学びを大切にしています。